こんにちは!
ひろみです。
Photoshopでできるサムネイルの作り方を知りたい。
サムネイル制作を仕事にしていきたい。
こんなお悩みありませんか?
今回はサムネイル作り初心者の方にサムネイルの作り方を具体的に解説します。
サムネイル作るのって難しそう…。
そう思われた人もいるかもしれません。
しかし、サムネイルを作るのは実はとっても簡単なんです!
Photoshopでサムネイルを作りたい人やサムネイル制作を仕事にしていきたいという人に向けて、サムネイルの作り方を1からまとめた完全攻略の記事となっています。
サムネイルを今まで1枚も作ったことないよ、という人でも誰でもサムネイルを作れるようになるのでぜひ最後まで読んでいってください。
なぜPhotoshopなのか
サムネイルはデザインの制作ソフトであれば、どんなソフトでも作ることができます。
近年の主流としては
・canva
・Illustrator
・Photoshop
で作る人が多いかと思います。
中でも私の周りにいるサムネイルを業にしている人の多くはPhotoshopを使用しています。
なぜPhotoshopを使うのか。
それはサムネイルを作る時に大事である
・肌の加工
・文字の装飾
が他のソフトよりも細かく調整でき、クオリティの高いサムネイルが作れるからです。
具体的に言うと、
Photoshopは画像の一部分に対して色の変更や明るさの調整ができます。
この機能はサムネイルを作る上で重要なポイントである「人物の顔色を明るく整える」に対して役立ちます。
また文字に対して効果をかけられる「レイヤースタイル」の種類が豊富です。
文字を目立たせるための細かい調整ができるので、競合チャンネルと差別化しやすいデザイン表現が可能です。
このような理由からPhotoshopは多くのサムネイル製作者から支持を得ています。
サムネイルの作り方
サムネイル作りの具体的な手順を解説していきます。
サムネイルは以下の5ステップでできます。
人物の切り抜き
人物の肌加工
背景の挿入
文字の入力と装飾
フォトショップの超基本的な操作でサムネイルは作れますので、ぜひやってみましょう。
①新規作成
Photoshopを起動して新規作成します。
ファイル → 新規作成 → 下記を指定してアードボードを作成します。
幅 1280px
高さ 720px
方向 横
カンバスカラー 白
これがYouTube推奨のサムネイルサイズになります。
アートボードができたら文字や写真を配置していきます。
②人物の切り抜き
人物の切り抜きって難しいやつでしょ?
と思うかもしれないですが、実は超簡単です。
切り抜き方法はたくさんあるのですが、今回は5秒でできる切り抜き方法で行います。
Photoshopで一撃で切り抜き
画像がスマートオブジェクトになっているか確認
オプションバー → 選択範囲 → 被写体を選択
自動選択されたらレイヤーマスクをクリック
簡単ですね!慣れれば一撃で終わります!
被写体を選択する前にスマートオブジェクトにしておく理由は元のデータをキープしたまま編集ができるので、拡大・縮小しても画質が劣化しなくなるからです。
スマートオブジェクトか確認するのはレイヤーのアイコン画像にマークがついているかどうかでわかります。
マークがついていなければ
レイヤーを右クリック
↓
スマートオブジェクトへ変換
で変換することができます。
③人物の肌加工
切り抜きが終わったら、人物の肌を明るくします。
明るくした方が目立ち、視認性がアップするからです。
悲しんでいる表情、怒っている表情を際立たせたい時は
明るくしなくてもよいですが、基本的には顔は明るく見せましょう。
CameraRawフィルターで肌加工
顔を明るくする方法は沢山ありますが、
今回はCameraRawフィルターを使って肌加工をしていきます。
なぜCameraRawフィルターでの加工が良いかというと、Photoshopにはトーンカーブなどでそれぞれ個別に調整できる機能がありますが、その場合レイヤーが増えすぎてしまうからです。
しかし、CameraRawフィルターを使うと様々な機能をまとめて使用することができ、時短にもなります。
以下の手順で加工できます。
①オプションバーのフィルターからCameraRawフィルターを選択
②右側の項目から加工を行う
今回は露光量とコントラストを上げて目立つようにしました。
③補正が終わったらOKをクリック
元々の画像によってどのくらい明るくするかの数値は異なってくるので、
仕上がりを見ながら調整していきます。
④背景の挿入
背景もドラッグ&ドロップで挿入します。
後で文字を配置するときに背景が目立ちすぎて文字に目がいかないようなことを防ぐために、背景を目立たなくする加工を行います。
今回は明度と彩度を下げて、後で配置する文字が目立つように元の画像より暗く見えるようにしました。
明度と彩度はここから調整できます。
この作業は背景がうるさくない画像であれば行う必要はありません。
写真を見せた方が視聴者に伝わる場合、背景はそのままで良いです。
「何を見せたいか」を意識して作っていきましょう。
⑤文字の入力と装飾
最後に以下のステップで文字の入力と装飾を行います。
①テキストツールを選択
②画面上をクリックして文字を入力
③レイヤースタイルで装飾を行う
文字の入力
別のレイヤーの方が後で装飾がしやすいので、行ごとにレイヤーを分けていきましょう。
文字の大きさを調整したい時は文字パネルの数字で調整できます。
文字間が狭すぎたり、広すぎたりする場合はカーニング設定でオプティカルにするとキレイな文字間になります。
文字の装飾
文字の装飾は、スマホサイズできちんと文字が読めていれば過度に装飾せず単色でも十分です。必要な場合はやるでOKです。
装飾を行うことで、以下のメリットがあります。
①文字の読みやすさアップ
②目立つ装飾で差別化
③毎回同じ装飾テロップを使うことでそのチャンネルのサムネイルだ、と認識させることができる
とくに3つ目のそのチャンネルだ、ぱっと見でと気づかせられることはめちゃくちゃ良い効果です。
なぜならYouTubeの動画は公開されてからまずチャンネル登録者におすすめされてクリックされてから、新しい視聴者層におすすめされるようになるからです。
毎回同じ文字のスタイルですと、ファンの人に気づいてもらいやすくなります。
装飾は文字にレイヤースタイルをかけることでできます。
文字のレイヤーをダブルクリックするだけでレイヤースタイルを選ぶことができます。
レイヤースタイルの効果は沢山の種類があります。
今回はYouTubeのサムネイルで最もよく使う効果を3つを紹介します。
①境界線
②グラデーション
③ドロップシャドウ
①境界線
手っ取り早く文字の読みやすさをアップしたい時によく使います。
レイヤー効果の境界線をクリックしてつけることができます。
境界線の太さや色などを調整することができます。
どんな色を使えばいいか悩んでしまうかもしれませんが、
見やすい文字の条件は「背景との差別化」です。
背景と文字の間に差があることを意識して、境界線をつけると読みやすくなりますよ。
②グラデーション
グラデーションは入れることで以下の効果が期待できます。
・文字の読みやすさアップ
・雰囲気のイメージ化
・目立たせて差別化
レイヤー効果のグラデーションをクリックしてつけることができます。
グラデーションは自分で作ることもできますが、
慣れるまではプリセットのグラデーションを使用するのが簡単でおすすめです。
プリセットのグラデーションはここから使います。
スタイルや角度によっても見え方が変わってくるので、
色々試してみてください。
③ドロップシャドウ
ドロップシャドウは立体感をつけたい時や文字の読みやすさをアップしたい時に使います。
レイヤー効果のグラデーションをクリックしてつけることができます。
シャドウの距離やサイズ、角度はここから調整できます。
シャドウをふんわりさせたい時はサイズを大きく、くっきりさせたい時は小さくします。
シャドウは文字の以外にも人物の装飾にも使えますので覚えておくと便利です。
ここまで解説してきましたが、
初心者の方が1番困るのが文字装飾かもしれません。
効果をかけたとしてもどのくらいの数値で調整すれば再現したいものに仕上がるのかがわかりにくいですよね。
ですが、文字装飾に使えるPhotoshopのレイヤースタイルは販売しているのです。
一から効果を自分で再現しなくても、プロが作ったスタイルを使えばボタン一発で装飾が完成します。
おすすめのレイヤースタイルはこちらになりますので、
文字装飾を手っ取り早くやりたい!という人はチェックしてくださいね♪
⑤保存
文字の装飾が終わったら保存します。
①ファイル
②別名で保存
③JPEGかPNGで書き出し
サムネイル作りのポイント
クリック率アップのための3ポイント
①文字は大きく
②視聴者に刺さるワード選び
③人物の肌は明るく
①文字は大きく、少なく
サムネイルの文字は視認性が命です。
スマホサイズでパッと見て何て書いてあるかわかるようにしましょう。
なぜならYouTubeを見る人の多くはスマホから見ているというデータがあります。
図
なのでスマホサイズで文字が読めることは超重要です!
初心者の人がやりがちなミスとして、
自分のパソコンサイズで大きさを確認しても、スマホサイズでのチェックを行わなかったため最終的にできあがったサムネイルの文字が小さくて読みにくかった、なんてことがよくあります。
スマホサイズで文字が読めるかのチェックを必ず行いましょう。
また、文字数は少ない方が一つ一つの文字を大きく表示することができます。
人は一度に理解できる文字数には限界があります。
だいたい目安として13文字程度の文字数が理想です。
なぜなら人はサムネイルは0.2秒見て、動画を見るか見ないかの判断をしているため
一瞬で理解できる文字数でなければいけません。
なので文字数は少なくして視聴者に理解させやすくすることがポイントです。
②視聴者に刺さる言葉選び
視聴者に刺さる言葉選びは超重要です。
私の肌感では、言葉によってクリック率や視聴回数が大きく変わってきます。
視聴者が見たくなるような言葉を選びましょう。
動画の内容を端的表し、動画を見ると何が得られるか、を伝えられると良いです。
パワーワードや数字訴求、手軽さ、網羅性など様々な切り口な言葉があるので
その動画の1番言いたいことは何か、を意識して言葉を選定します。
もし自分で言葉を考えるのが難しければ、競合チャンネルがどんな言葉を使っているのか参考にしましょう。
競合チャンネルの中でも特に再生数が多いものをいくつかピックアップして、そのサムネイルに使われている言葉を大きく見せると視聴者に響きやすくなります。
丸パクリは良くないですが、部分的にワードを真似してみる、クリックしたくなる表現だったので自分のサムネイルでも使ってみる、などのように、要素を分解して真似していきましょう。
③人物の肌は明るく
サムネイルに人物を置く場合は明るくしましょう。
明るい方が人目につきやすいからです。
本来ならYouTubeのサムネイルにおいて、肌加工(レタッチ)はやらなくてもいいものです。
なぜなら大事なのは動画が見られることだからです。
現に、レタッチしていなくても伸びてる動画もたくさんあります。
ですが…
下の写真ですと、どちらが好きですか?
右の方がキレイだなーと思う人が多いと思います。
右の方が人物の肌がキレイだし清潔感がありますね。
もしこれが化粧品の広告だったら、右の方が買いたくなるのではないでしょうか。
肌加工の効果は印象を良くすることです。
図
印象がいい画像を使う方が見た人の好感度も上がるし、好感度が上がればこの動画気になる、もっと見たいとなるでしょう。
サムネにもこの効果をもたらすことができたら、クリック率が上がるし動画は拡散されていきます。
サムネイルのレタッチは他の広告のレタッチとはちょっと違います。
違うところは視聴者はほんの一瞬しか画像を見ないという点です。
だからこそ他の動画と差別化するために、かなり見やすくしてあげないといけないのです。
覚えてほしいことは以下です。
全体的に明るく!
肌はもっと明るく!
みなさん明るくした方がいいのは知っているもしれませんが、でななぜ明るくした方がいいのでしょうか。
①見やすいから
②情報が伝わりやすいから
③脳が情報を処理するのが楽だから
ちゃんとレタッチした方が人目につきやすくなる、つまり視認性が上がるということです。
特に肌が明るい方がいいのは、人間は明るい肌を好むからです。
これは人類の文明が始まるずっと前、人類が洞窟で暮らしていた頃に肌の色が明るい方が皮膚病を見分けやすかったからと言われています。
皮膚病がない=健康=健康な子孫を残してくれると考えられていたそうです。
サムネイルができると…
サムネイル制作ができるようになると販売して稼ぐことができるようになります。
技術が向上してきたらクラウドソーシングサービスで案件に応募してみるのもいいですね♩
ここにココナラアフィのリンクを貼る。
まとめ
サムネイルはデザインがかっこよければ再生される訳ではありません。
パッと見て動画の内容がわかり、視聴者に刺さる言葉で興味を惹きつける必要があります。
サムネイルは動画を見てもらうためにあるものです。
スクロールを止められるように全力投球しましょう!
ではまた!