まずはじめに

300万再生越え!イングリッシュおさるに学ぶサムネイルの作り方

こんにちは!
ひろみです。

YouTubeはじめたけど、動画が伸びない。
YouTubeを使って商品を売りたい。

こんなお悩みありませんか?

今回の記事ではYouTubeをはじめてたった11ヶ月で10万人を達成したイングリッシュおさるさんを例にYouTubeを伸ばすためのサムネイルの作り方を解説していきます。

「YouTubeは難しいから、プロじゃないと伸びるサムネイルなんて作れないでしょ?」

と思っていませんか?

しかし、今回ご紹介するイングリッシュおさるさんは元々は手取り18万円の教員だったにもかかわらず、起業たった1年目で月商3.6億とYouTubeを通してめざましい成果を出しています。

つまり、本質を捉えれば、誰でもYouTubeを伸ばすことは可能なのです。

このブログを見てくれている人はイングリッシュおさるさんの年商11億のウワサを聞いたことがあるからこの記事を読んでくれているのかと思います。

おさるさんの圧倒的な成果の秘訣は何なのか、それはサムネイルがわかりやすいという点です。

YouTubeが伸びるかどうかはサムネイルにかかっています。
どんなに動画が素晴らしくても、サムネイルに魅力がないと再生されないのです。

そこで、動画が伸びない、動画が伸びないから商品販売までいかない、というあなたに向けて短期間で圧倒的な成果を出しているイングリッシュおさるさんを例に再生数を伸ばすためのサムネイルの作り方を解説していきます。

イングリッシュおさるって誰?

イングリッシュおさるさんは登録者43万人の英語系YouTuber。
元々は月収18万円の英語教師、そこから起業して大成功を収めている英語コーチ&YouTubeマーケター。

おさるさんの実績はこちら

Youtube登録者数11ヶ月で10万人 → 4年で43万人
・起業1年目で月商3.6億
・起業2年半で累計17億
・法人1期目:年商5.2億(利益4.7億)
・法人2期目:年商11億(利益10億)

いずれも素晴らしい実績ですね!

今回はサムネイルの記事なので11ヶ月でYouTubeのチャンネル登録者10万人を達成したのがどれだけすごいことかお伝えします。

なんとYouTubeチャンネルの総数のうち10万人登録者がいるのはたった0.3%しかいないんです。

数字の要約は以下になります。
(2022年3月の米国での調査)

YouTubeのチャンネル数 約1.15億
登録者100人未満 約8.6千万(全体のおよそ75%)
登録者1000人以上 約1000万(全体の約9%)
登録者1万人以上 約200万人(全体の約1.8%)
登録者10万人以上 約3.5万人(全体の約0.3%)

全体で0.3%しかいない登録者数に1年たたずに達成するなんて(しかも非エンタメジャンルで)めちゃくちゃすごいですね👏

そんなイングリッシュおさるさんのサムネイルは、バズるための秘訣がたくさん詰まっています。

それでは見ていきましょう!

イングリッシュおさるに学ぶサムネイルの作り方

おさるさんのサムネイルの要素を分解すると以下の10個の特徴がありました。

①おさるさんがサムネイルにいる
②少ない文字数
③誰のための動画なのかがわかる
④ネガティブ訴求
⑤網羅性の高さ
⑥命令形、言い切りの形
⑦数字訴求
⑧読みやすいフォント、色
⑨内容にあったポージング
⑩イメージ化できる写真

どういうことか一つ一つ見ていきましょう。

①おさるさんがサムネイルにいる

毎回おさるさんが登場することで視聴者に「あ!この動画はイングリッシュおさるさんの動画だ!』とぱっと見でわからせることができます。

実はこのパッと見ただけで誰のチャンネルなのかがわかるのがめちゃくちゃ大事なんです。

なぜなら公開された動画はまず、チャンネル登録者のおすすめにでるのですが、チャンネル登録者におすすめされた時に「あ!おさるさんのチャンネルだ。見てみよ。」
とクリックしてもらうことが超重要だからなんです。

なぜチャンネル登録者に気づいてもらい、クリックさせることが重要なのか。

それはチャンネル登録者にクリックされないと、新しい視聴者に拡散されていかないからです。

まずはファンにクリックしてもらいクリック率を高め、YouTubeにこの動画はおすすめする価値があると判断してもらうことが大事なんです。

もしチャンネル登録者がおさるさんの動画と気づかなくてクリックされなかったらどうなるでしょうか。

YouTube的にこの動画は「クリックされない評価の低い動画」となってしまい、新しい視聴者のおすすめにでることができずに視聴回数も上がらず、本来見てもらいたい人へ動画を届けることができなくなってしまいます。

なので、毎回サムネイルにおさるさんを登場させて、視聴者に「あ!おさるさん動画出した。」と気づかせてクリックしてもらうことが超重要なんです。

演者をサムネイルに表示させる際のポイントは、顔の大きさがしっかりわかるサイズになっていることです。
初心者がやりがちなミスとして顔の大きさを小さく配置してしまうことがあります。

例えばこの動画のサムネイルを見てもらうと、学生が泣いているのがはっきりわかりますよね?

しかし顔のサイズを小さくしたらどうでしょう。
泣いている表情がわかりにくくなったかと思います。

サムネイルを作る時はスマホサイズで確認して顔がはっきりわかる大きさにして配置してみましょう。

私がやっている具体的な方法は、見せたい人の顔がサムネイルサイズに対してどのくらいの割合なのか、を意識して作ります。

ベンチマークのサムネイルの顔が縦の高さに対して8割くらいの顔を占めていたら同じように縦8割が顔のサイズになるように配置します。

ただ登場人物をサムネに配置すればいいんでしょ?って思っている人も多いのですが、
人物の顔の大きさは非常に大事になってくる要素です。

意識してサムネイルを作っていきましょう。

②少ない文字数

サムネイルの黄金鉄則「少ない文字」。

おさるさんのサムネイルは、少ないので4文字、多いのでも23文字程度と全体的に少ない文字数で伝えています。

なぜ少ない文字数が良いかというと、人はサムネイルを0.2秒で見て、動画を見るか見ないかの判断をしているからです。

膨大におすすめに流れてくる動画の中から、スクロールを止めてもらわなければなりません。

一瞬で心を引きつける必要があります。

文字が多すぎると0.2秒で判断できないため、飛ばされてしまいます。
例えば、以下のように文字量が多すぎるサムネイルでは、おさるさんのサムネイルとは理解の速さが違いますよね?

このように文字が多すぎると一瞬では伝わらなくなっしまいます。

人は一度に理解できる文字数に限りがあるのです。

例えば、Yahoo!ニュース トピックスの見出しは最大15.5文字という文字数に決まりがあります。

この文字数は記事内容を正確に理解できるか、認識する速さの調査結果によるものです。

つまり人が一度に理解できる文字数に限りがあるというデータがあるので、文字数が多くなりすぎないように言葉を考えることが重要です。

またYahoo!ニュースの見出しは漢字、ひらがな、カタカナ、数字がバランスよく使われて読みやすくなるように工夫されています。

このバランスを調整すると見やすさがよくなり、理解しやすくなるでしょう。

文字の量に気をつけて、サムネイルがスクロールを止める役割果たせるように全力投球しましょう!

③誰のための動画なのかがわかる

おさるさんのサムネイルの特徴の一つに誰向けの動画なのかがわかりやすいという点があります。

英語学習といってもTOEIC900点を目指す人もいれば、中1英語から始める人もいて、学習者のレベルは様々です。

例えば、以下のように「誰に対して」「どんな動画なのか」がパッと見でわかるようになっています。

中1英語 完全攻略 → 中1英語を学びたい人向け
TOEIC 一撃で 900点 → TOEICで900点を取りたい人向け
英単語暗記法 → 英単語を覚えたい人向け
英語学習始め方 → 英語学習を始めたい人向け
スピーキング伸ばす方法 → スピーキングを伸ばしたい人向け

誰に向けた動画なのかがわかることで視聴者は混乱しないので、
これは自分向けの動画だ、と安心して動画を見ることができます。

「誰に向けて何を届けるのか」はYouTubeの基本です。

ぜひ誰向けの動画なのかを意識してサムネイルを作っていきましょう。

④ネガティブ訴求

おさるさんは度々サムネイルでネガティブ訴求を使います。

ネガティブ訴求は視聴回数やクリック率を上げるための有効な手段の一つです。

なぜなら人は、利益を求めるよりも損失を避けることに心が動くからです。(プロスペクト理論)

おさるさんはネガティブなことを伝えることで損したくない心理を働かせる訴求を上手く使っていますね。

ネガティブ訴求は見るとハッとして自分ごと化してしまう、損したくないから動画の内容を見て確かめたくなります。

そのためクリック率や視聴回数が上がりやすい傾向にあります。

ネガティブ訴求の例↓ 丸パクリOKなのでぜひ使ってみてくださいね♩

1.〇〇できない人の〇〇

貯金できない人の時間の使い方。やせない人の習慣。

2. 〇〇してはいけない

検索してはいけない言葉。食べてはいけない食品。

3. 〇〇の末路

道徳を無視した人の末路。キラキラネームの末路。

4.損する〇〇
(損するダイエット法。)

5.後悔する〇〇
(後悔する土地選び。)

6. 〇〇しないと〜になる
(知らないと100万損する助成金。今すぐやめないと貧乏になる習慣。)

7.失敗した〇〇
(失敗したロレックス投資)

8. 残念な〇〇

9. 〇〇できない本当の原因
(英語が話せない本当の原因)

10. 閲覧注意

 

⑤網羅性の高さ

おさるさんのサムネイルは「中1英語完全攻略」「英文法完全攻略」などのように網羅性が高い切り口のものが多くあります。

網羅性が高いと、視聴者にこの動画を1本見れば全部わかってお得感を感じさせることができます。

基本的にYouTubeを通して何かを学ぼうとしている視聴者層は無料で学びたいと考えているので、網羅性が高く「これを見ればわかる」みたいな動画が人気になります。

⑥命令形・言い切りの形

聞け見るな全部無駄のように命令形・言い切りの言葉のサムネイルがいくつか見られます。

発信者側が迷いなく言い切っていることに対して視聴者はハッとします。
なぜ言い切っているのか、を動画を見て確認したくなります。

発信者側が迷っている表現ですとその動画の価値が視聴者に伝わりにくくなります。
私は新人時代、先輩からサムネイルに「?』はつけるな、表現に迷いを出すな、と教えられました。

例)
やせたい時に避けたい食べ物とは? → 表現が曖昧
やせたい時はこれ食べるな! → 確信を持った表現

断定した言葉で視聴者の関心を上手く引きつけましょう。

⑦数字訴求

数字訴求はサムネイルにおいて非常に有効なアプローチです。

数字を入れることによって具体性が増し説得力がでます。

例)
・形容詞66選
・英語フレーズ50選
・英語ができない人の口癖TOP5

 

数字が書かれていると動画の情報量がサムネイルからわかるので、見るかどうしようかの判断がしやすくなります。

 

⑧読みやすいフォント、色

おさるさんのサムネイルはほとんどがゴシック体、たまに明朝体を使っています。
ゴシック体は圧倒的に読みやすく、YouTubeのサムネイルではオススメのフォントです。
色は黄色や赤、黒など視認性の高い色を採用していますね。

⑨内容にあったポージング

おさるさんは動画の内容にあったポージングをしています。

ポージングをすることでより視聴者が動画内容をイメージできるようになります。

人は絵や写真を見て学習したことは、文字で学習したことよりも記憶しやすい傾向にあります。(画像優位性効果)

おさるさんはこの絵や画像が言葉よりも記憶しやすい効果を利用して直感的に動画内容をわからせています。

例)
英語を話す魔法 → 魔法しているポーズ → 魔法のように英語が上達するとわかる
シャドーウィング全部駄目 →  泣いているポーズ → やり方間違うと悲しい結果になるのがわかる
英単語暗記法 → 単語帳を持っているポーズ → 単語の勉強をするんだとわかる

 

サムネイルに人物を使うときは、ぜひポージングまで意識してみてくだいね。

ポージングの補足ですが、人物にポージングしてもらう時は手が顔の近くかボディラインに収まると良いです。
なぜなら文字を配置することを考えると、体から離れすぎた手は文字配置の邪魔になってしまうことがあるからです。
おさるさんのポージングも手がほとんど顔周りになっていてますね!細部まで細かく参考にすると良いですね。

⑩イメージ化できる写真

おさるさんのサムネイルは動画内容がイメージできる写真を多用しています。

写真だと視覚的情報によってパッと見て何の動画をわからせることができるため、動画内容を連想される写真を使うことは非常に有効です。

例)
黒板風の背景と初心者マーク → 英語の授業を連想。初学者向け。
爆発 → 爆発的にリスニング力が向上することを連想。
脳 → 英語脳と直感的にわからせる。

この写真選びはめちゃくちゃ重要で、私も実際のクライアントワークのサムネイルの写真選びには時間をかけてこだわります。

なぜならここでどんな写真を選ぶかによってクリック率や再生数が変わってくるからです。

写真選定、写真をどのくらいの大きさで配置するか、どこに配置するか、完成したサムネイルがぱっと見で人に伝わるか、を徹底的にチェックして作っていきます。

ぜひ動画をイメージできる写真を使ってみてくださいね。

「見る人がわかるか」の視点を持つといいサムネイルができますよ♩

まとめ

今回はYouTube登録者43万人イングリッシュおさるさんを例にYouTubeを伸ばすサムネイルの作り方について解説しました。

サムネイルをゼロから作るのは難しいですが、ポイントを知っていたら自分にも作れそうですよね。

おさるさんのサムネイル特徴

①おさるさんがサムネイルにいる
②少ない文字数
③誰のための動画なのかがわかる
④ネガティブ訴求
⑤網羅性の高さ
⑥命令形、言い切りの形
⑦数字訴求
⑧読みやすいフォント、色
⑨内容にあったポージング
⑩イメージ化できる写真

おさるさんのチャンネルを参考に、クリックされるサムネイルを作ってみてくださいね♩