サムネイル制作

クリック率爆上がり!現役YouTubeディレクターが教えるサムネイル作りで使える心理学4選

クリックさせることが重要な理由

YouTubeはサムネイルをクリックされないと始まりません。

例えば、テレビはつければ情報が流れてくる「受動的」なものに対して、

YouTubeはクリックする「能動的」な行動をさせる必要があります。

つまり視聴者にとって「この動画見てみたい、クリックしよ」と思わせられることがポイントです。

そのために重要な役割を果たしているのがサムネイルです。

YouTubeのアルゴリズム(おすすめに表示される順番を決める仕組み)の中にクリック率がります。

クリック率とはおすすめとして表示された回数に対して、ユーザーがクリックして動画を見た割合です。

このクリック率を10%以上を目指すとチャンネルの評価が高まりアルゴリズムで優位になりやすいです。

そのため、いかにサムネイルをクリックさせられるかがYouTubeチャンネル成長の分かれ道になってきます。

YouTubeディレクターが使っているサムネイル心理学

カリギュラ効果

カリギュラ効果とは「○○してはいけない」のように何かを禁止や制限されると逆に気になってしまう心理を言います。

このカリギュラ効果を利用して、
サムネイルでは以下のような言葉で使うことができます。

例)〇〇だけは絶対買うな!、〇〇な人は見ないでください

見ないでください、と言われると逆に気になりますよね?笑

〇〇がその人にとって自分ごと化できる言葉が入っていると、気になってクリックしたくなるでしょう。

バーナム効果

バーナム効果とは誰にでも当てはまる特徴を自分だけに当てはまると感じる心理のことです。

「自分だけに伝えにきてくれている」と思わせることが重要です。

なので年齢や性別、状況を具体的にして「これは自分のことだ」と限定感を出せるとよいです。

例)50代女性が3ヶ月で確実に5キロ痩せる方法

チャンネルのターゲットを絞っていく感覚と似ていますね♪

バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは多くの人が指示している物事に対して、さらに指示が集まることをいいます。

行列ができている店は人気だと思われて、並びたくなる心理がまさにそうですね。

バンドワゴン効果はSNS以外にも広告やLPのキャッチコピーや店内POPなどにも活用できるので、覚えていて損はないでしょう。

例)みんなやってる〇〇、満足度99%

ツァイガルニカ効果

ツァイガルニカ効果とは達成した課題よりも達成していない課題の方が記憶に残りやすい心理現象のことです。

人は何かの欲求が達成していない場合は緊張状況が続くので、記憶に残りやすいとされています。

例えば、テレビ番組では「続きはCMの後で」と結末を引っ張ることで視聴者の興味を引きつけています。

例)たった1つの方法とは?、秘訣は〇〇にあった

→見た人に「答えを見たい」と思わせて動画への誘導を仕向けています。

心理学使い方テクニック

心理学と聞くと「心理学勉強してないし…」と難しい印象を持ってしまう人もいるかもしれません。

ですが、今回お伝えした効果は広告のキャッチコピーやテレビでもよく見かける表現で慣れてしまえば誰でも簡単に使うことができます。

サムネイルで見る人の好奇心をくすぐることができるかがチャンネルの成長の分かれ道になってきます。

私はよく広告やYouTubeを見て気になるものがあったらなぜその言葉に惹かれたのか、
どんな言い回しが魅力的に感じたのかを言語化してサムネイルを作る時の参考にしていました。

表現の使い方だけ覚えてしまえば応用がきくので、ぜひ沢山の表現を見て使って覚えてくださいね♪